第2回

Bangladesh

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表彰式
2015年2月14日(土)に、江戸東京博物館大ホールにて「第二回 親子でチャレンジ国際理解!ちびっこおえかきコンテスト」の展示会と表彰式が行われました。881人の中から入賞・佳作に選ばれた園児53名と、150名を超えるご家族や園の先生方にご来場いただき、終始にぎやかな式典となりました。
グッドネーバーズ・ジャパン 代表理事 福井玲より
こうして盛大に第二回目を迎えることができたのも、一重に参加者皆様のおかげです。グッドネーバーズというのは「良い隣人」という意味です。「良い隣人」というのは他人の事を思いやることができるという事、それからそのために行動することができるという事だと思います。
小さい参加者の皆さんたちは、今回絵を描く事を通じてその第一歩を踏み出してくださったのではないかと思います。
入賞・佳作に選ばれた作品を展示しました。ホームページでは紹介しきれなかった、保護者様からシュミラニちゃんへの応援メッセージも共に展示され、来場者の皆様に読んでいただくことができました。

コンテストの主人公シュミラニちゃんと、家族みんなで記念撮影

自分の絵を発見!どれもシュミラニちゃんへの想いがつまった作品ばかり

コンテストを振り返って 審査員コメント
今回のおえかきコンテストには芸術や美術の世界で活躍している5人の審査員に加え、長年にわたって子どもの教育に携わっているタレントの久保田雅人氏を特別審査員にお迎えしました。「おえかき」を通じて、親子で一緒に国際協力に取り組むこのコンテストについて、総評をいただきました。
審査員 重政 啓治氏 武蔵野美術大学教授
ちびっこのみんな、本当におめでとうございます。私は大学の講師なので、普段(この場にいる)お子さんよりは大きな子の絵を見ている方が多いんですね。今回の皆さんの絵を見ていると、非常にのびのびと自由な線、自由な色を使っているんですね。 こういった形の自由なものをどんどん伸ばしていくということは嬉しいことですし、こうした良い絵がたくさんあれば日本だけでなく世界中が明るくなると思っています。これからも、良い作品がいっぱい集まることを期待しています。
特別審査員 久保田 雅人氏 声優・タレント
初めて特別審査員ということでやらせて頂きました。子どもたちの絵だけでなく、お父様方、お母様方のメッセージも数多く見させていただきました。 その中から今日は一つご紹介させて頂きたいと思います。 「私自身、食の仕事をしていて、食べ物の大切さ、人の大切さを学んでいます。毎日当たり前の様に学校に通い、当たり前の様に給食を食べ、一日一日あっという間に過ぎてしまうと思います。一日一日無駄のない、当たり前という言葉をもう一度見直して、私自身一秒一秒をしっかり大切に過ごしたいです。」 というメッセージを頂きました。本当にこういうことだと思います。我々の当たり前が本当は当たり前じゃないんだよ、そういう部分を是非お父さんお母さん方、子どもたちに教えてあげると良いのではないでしょうか。
賞状と賞品の授与
表彰式では、子どもたち一人ひとりに賞状・賞品が手渡されました。大勢が見守る中、名前を呼ばれて「はい!」と元気に返事をする子、恥ずかしくてなかなか前に出てこられない子、自分の名前が呼ばれるまでぴしっと姿勢を整えて待っている子、それぞれの個性があふれ、時には笑いがおきるようなアットホームな式典となりました。
最優秀賞 いいじま こうへいくん
保護者様インタビュー
なぜコンテストに参加しようと思いましたか? (世界には)こういった環境のお子さんがいるっていう事を知ってもらうのにいい機会なので。やっぱり愛情って返ってくるんじゃないかなと思っていて、自分の息子が困ったときに手を差し伸べてくれるようなつながりがどこかであればいいなと思っています。でもやっぱりすべて自分のことを犠牲にしてはできない中で、自分ができることをしようかなと思っています。 学校(園)がそういう学校なので、たとえば今日はおにぎりだけでお弁当にして、残り分のお金は募金しましょうねとか、少しずつそういうふうに、自分と違った環境の子どもたちや愛を分けるということに興味をもってくれたらいいな、と思っています。
コンテストのDVDを観て、心境の変化はありましたか? 普通に生活している中だと忘れがちなんですけれども、こうやって映像を見る機会を持つことによって改めてその存在と、自分の生活の仕方を振り返る機会になるので、そういう機会を(これからも)持てるといいなと思いました。
優秀賞 いとう なつちゃん
用紙いっぱいにシュミラニちゃんを描いてくれた、いとう なつちゃん。その時の気持ちを「(シュミラニちゃんと)一緒に牛にエサをあげたかったの」と話してくれました。
3歳のなつちゃんにはDVDの内容を理解したり、誰かに向けて絵を描くことは簡単なことではありませんでしたが、お母様の話によると今回の受賞が「やればできる」という自信につながっているようです。
優秀賞 さいとう ゆうきくん
昨年のコンテストでも佳作に選ばれた、さいとう ゆうきくん。今年も描きたい!と自発的に参加し、家族みんなで一緒にDVDを観てくれました。
カンボジアの少女が主人公だった前回のコンテストに参加して、カンボジアや他の国のこと、そしてそこに住む子どもたちについて、普段から関心を持つようになったそうです。
3歳から6歳のちびっこたちが集まった表彰式。こうした形で表彰されるのが初めてというお子さまも多いようでした。保護者様のお話を聞いていても、DVDの映像で初めて目にする途上国の子どもの暮らしに、初めは「どうして?」「かわいそう」と驚く子どもがほとんどです。しかし幼い子どもだけでは理解が難しい題材に親子で取り組んでもらうことにより、「もっと知りたい」「どうすれば喜んでくれるかな」という気持ちが芽生え、国際協力への理解を深めることができます。
表彰式では、この『ちびっこおえかきコンテスト』が、子どもたちにグローバルな視野を与え、私たち一人ひとりにできることを親子で考えるきっかけになっている様子を垣間見ることができました。ご協力いただいた園の先生方、保護者の皆様に改めて御礼申し上げます。 入賞作品は、後日バングラデシュのシュミラニちゃんのもとへ届けられます。ホームページ、SNSでご報告させていただきます。(表彰時のお子さまの写真は、Facebookページから全てご覧いただけます)
審査員特別賞を受賞した3人には、久保田氏からサイン入り色紙とペンが贈られました
参列した方の感想
  • 人生初の賞状を頂き、感激しております。(表彰式中に)どこかに行ってしまうか心配でしたが、おとなしく待っていたので子どもが成長した姿を見られて嬉しかったです
  • 具体的な映像を観ることで、自分達とはまったく異なるお友達が世界にはいるということをイメージしやすく、真剣に考える良いきっかけになったと思います。
  • DVDを何度も見て、絵本や図鑑で広げて、と本当に家族全員で取りくめるコンテストでした。
  • 小さいころから世界にはいろいろな国があり、いろいろな人がいるということを知るのは大事な事だと思います。今後もコンテスト続けてほしいです。
  • 国際理解の良いきっかけになりました。自分の絵が遠いバングラデシュの国に届くことが嬉しくてたまらないようです。
  • シュミラニちゃんの現状を心配し、そして「どうしたら応援がいっぱいできる?」という言葉が息子から出たのに嬉しく思いました。子どもは偏見も、国境も関係なく、ただただ応援したい!その真っすぐな思いがここから変わるといいなと思います。
  • 活発な子で、絵が苦手だったのにこのコンテストに参加し、途中思い通りに描けず泣いたり怒ったりしてやっとやっと完成。そんな思いをつめて描いた作品が入賞し自信が少しついたようです。頑張り→認められる。とても良い経験をさせて頂きました。
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