第5回

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表彰式
第五回 ちびっこおえかきコンテスト 表彰式を開催しました
2018年2月17日(土)に、ベネッセ多摩オフィスにて「第五回 親子でチャレンジ国際理解!ちびっこおえかきコンテスト」の表彰式が行われました。1,840人の中から受賞した園児34名と、100名を超えるご家族や園の先生方にご来場いただきました。
真剣な表情で作品鑑賞!
東京都多摩の会場へは今年も、徳島や福岡県など遠方からいらっしゃるご家族も多く、初年度は首都圏内だけで運営していた『ちびっこおえかきコンテスト』が日本全国へ広がったことを実感しました。
場内には最優秀賞1作品、優秀賞2作品、審査員賞3作品、企業賞2作品、GNJP賞1作品、ベネッセこども基金賞1作品、佳作40作品が展示されました。
来場したご家族のなかには、審査員と作品について話し合っている方もいらっしゃいました。
賞状の授与・審査員総評
審査員の藤崎実氏、花原幹夫氏、わたなべもも氏、協賛企業の皆様、ベネッセこども基金副理事長の福原賢一らから、一人ひとりに賞状や賞品が授与されました。壇上でもずっと保護者様を見ていて、審査員に「ちょっとだけこっちを向こうね」と言われているお子さんがいるなど、可愛らしい場面も見られました。
審査員総評より(一部抜粋)

・映像の中で、マークくんがビニール袋から直接ご飯だけを食べているシーンがありました。作品の中にはおにぎりやカレーライスが描かれたものがあり、「おにぎりのなかにはいろんな味の具が入っているよ」と言葉が添えてありました。そうやって子どもたちなりに、マークくんの心に寄り添おうとしているんですね。本当のことを知る力と、これからの、未来の夢を想像する力、どちらも大切に育ててほしいと思います。(わたなべ氏)

・お子さんがマークくんの暮らしなどをお父さんお母さんに聞き、そこで親子の会話が生まれます。絵を描くときはそれを思い出して、自分の想像しているマークくんとの会話を絵に込めているのだと思います。そこには絵がうまい下手というのはなく、すべての絵が素晴らしい。点数をつけられるものではないと思います。如何にお子さんがマークくんに思いを寄せて一生懸命描いているのか、私たちもそこに着目して見ておりますので、そういった子どもさんの想像力をこのまま育んでいってもらいたいと思います。(藤崎氏)

・お父さんお母さん、それから先生方にお願いです。「上手」という言葉をよく使います。でも「上手」の反対は下手ですよね。それをなるべく使わずに、感じたこと、「あ、私このピンクの色すてき。」「この線すごく元気があっていいね。」こんな風に感じたことを伝えてあげてください。その方が子どもたちも「え、そんなこと気づいてくれたんだ。うれしい」と思います。上手っていうと褒めるばっかりになってしまうので、できるかぎり対等に、素直な気持ちを子どもに伝えてあげてほしいと思います。(花原氏)
最優秀賞 ハルナ幼稚園 たかがき ゆりさん
保護者様インタビュー
なぜコンテストに参加しようと思ったのですか? 幼稚園のリュックからDVDを嬉しそうに出してきて、「これ観よう」と言ってきたので一緒に観ました。 幼稚園で外国人の先生にはよく会うのですが、外国人の子どもにはなかなか会う機会がないし、ましてやその子が自分の国で生活している映像というのは初めてだったと思うので、新鮮に映ったと思います。いい機会だと思い、一緒に考えて絵を描いてみようか、という感じで参加しました。
どんな気持ちで絵を描いてくれましたか? (ゆりさん)マークくんがゴミを拾っていて、笑ってほしいから、ゆりとマークくんでゴミを拾った絵を描きました。マークくんが小学校に行けるようになってほしいなと思いました。マークくんが早く大人になってほしいです。
(お母様)マーク君が笑っていないとか辛そうだというのがまず印象的だったみたいです。「ペットボトル一緒にお手伝いしたら、笑ってくれるかなとか楽しいかな」とか言いながら描きました。
優秀賞 こどものいえ認定こども園 よだ さえさん
保護者様インタビュー
さえさんは普段どんなお子さんですか? 絵を描くのが好きでいつも家でもいっぱい絵を描いてます。
(さえさん)「女の子とか男の子とか描いています」
ご両親は映像を観てどう思われましたか? (お母様)娘の今の環境は、毎日こども園に通って友達と遊ぶのが当たり前。それが叶わない子もいるという状況を知る機会でした。ただ映像を観るだけでなく、絵を描くことで、より深く考える機会が与えられたと思います。子どもの夢にも、こういったことに関わる仕事が加わればいいなと思います。
(お父様)こういう経験をして、将来社会貢献に繋がればいいと思います。知らなければ何もできないし、全部がわかるわけではないけど、いろんな見方で物を見れるようになるという意味でこういう機会を与えていただいて良かった。「自分が学んだことが将来を切り開くものになる」とはいつも言っています。
マーク君に会えたら言いたいことはありますか? (さえさん)「嬉しいと言いたい。」
(お父様)「笑顔でマーク君と会いたいんだよね。」
(さえさん)「でも銀(メダル)はちょっと悔しかった。」
(お父様)「一番大事なのはマーク君が嬉しい気持ちになるかどうかだからね。」
優秀賞 菅長学園 あだち けいごさん
保護者様インタビュー
なぜコンテストに参加しようと思ったのですか? お姉ちゃんの時にも応募したので知っていました。今回は本人自ら、「やりたいから貰ってきていい?」と聞いてきたので、「じゃあ持っておいで」と。自分から描きたいと言ってきたので参加しました。
DVDを観た後に、お子様やご家族に何か変化はありましたか? 普段から食事を残したりした時に、「世界には食べられない子もいる」という話はしているのですが、この映像を観て腑に落ちたという感じはしています。
参列した方の感想
保護者様より
    • 審査員の方々の言葉の中に「上手下手ではなく、思い」「点数はつけられない。全てに思いがこもっている」と仰っていたのがとても良いと思いました。
    • 兄弟でDVDを観ていました。8歳の息子は単に可哀想という感情ではなくその背景にある問題を考え、6歳の娘はマーク君と自分の境遇の違いに驚き、夢が叶うよう願っていました。
    • まだまだ国際理解は子どもには早いと思っていましたが子どもなりの気づき学びがあり驚かされました。
    • 食事で苦手なものが出た時、「マークくんはおかずがなかったよね」と言ってがんばって食べるようになりました。
    • 以前から、パンを購入する時に娘がレジの募金箱に募金をしていて、コンテスト参加前は、お金を箱に入れる行為が楽しくて募金をしていたのですが、参加後からは「これはマークお兄ちゃんのとこに行くかな?」「マークお兄ちゃんみたいな人たちに学校をつくるの?」など募金の行き先やその後を質問してくるようになりました。
    園の先生方より
    • 運動会で万国旗作りをしてから、世界には沢山の国があり、皆は保育園に毎日来られるけど、そうじゃなくてごはんも食べられない子も沢山いると話していました。そんな時にこのコンテスト、何よりよいタイミングでした。
    • 保護者の方から、「普段お子さんとゆっくり話す機会、世界の子どもたちについて話す機会が少なかった為、とても良い機会となりました。」との声が多かったです。
    • 園での活動中に「マークくんは警察官になりたいんだよね!」と同じ目線で親しみをもっている姿が印象的でした。
    • 子ども達が、人種、国境にとらわれず、同じ子どもとして考え、応援する思いが素直に伝わる作品となりました。
    • まず園でサイトの映像を見てもらうと、子どもたちから「マークくんに応援の絵を描きたい!」と声が上がりました。各ご家庭で話し合ってもいただき、それぞれの思いが伝わる作品になったかと思います。これを機に子どもたちが世界の事柄にも興味を向けてくれたら。
  • 最優秀賞、優秀賞、審査員賞、企業賞、GNJP賞、ベネッセこども基金賞の計10作品は、後日フィリピンのマークくんのもとへ届けられます。現地からの報告は2018年6月頃となる予定です。当ホームページにて掲載いたしますのでどうぞお楽しみに!
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